フェイシャルエステと美容皮膚科の施術の違いは？
フェイシャルエステと美容皮膚科。
どちらも美しい顔を作り上げることが目的としている機関です。
ですが、この２つ、施術に違いはあるのでしょうか？
ここでは、エステと美容皮膚科の施術の違いについてお話をしていきます。
エステと美容皮膚科の違いは？
エステと美容皮膚科、この２つの決定的な違いは、美容皮膚科は「医療機関」であり、エステは「非医療機関」であるということです。
美容皮膚科では、主に症状の治療・改善を目的とした施術を取り扱っており、エステでは症状の緩和、維持、リラクゼーションを目的としている施術を取り扱っています。
美容皮膚科では、国家資格を持った医師、看護師が在籍しており、医療に基づいた施術を提供していきます。
そのため、エステでは受けることのできない効力の高い機器や薬剤を取り扱っており、その効果はエステより高いと言えるでしょう。
一方でエステでは医療機関ではないため、医療に基づく機器や薬剤は一切使用できません。
主に、非医療用の機器を用いながら、非医薬品である化粧品を使用して施術を行っていきます。
フェイシャルエステと美容皮膚科の施術の違い
美しい顔を作り上げるという目的は同じではありますが、この2つの機関では取り扱う機器や薬剤などが大きく異なります。
そのため、扱っている施術法にも大きく違いがあります。
美容皮膚科では、医学的根拠に基づく、確実性、安全性の高い施術を医師の管理下の元で行っていくため、エステで行うフェイシャルエステとはその効果も安全性も大きく異なってくるでしょう。
そして、お肌を綺麗に整えて治療していくことまで行っていくため、アフターケアもしっかりとしており、しっかりと最後まで面倒を見てくれるのも特徴です。
例えばニキビ跡に関しても、美容皮膚科の場合は凹凸に専用のレーザーを照射したり、ケミカルピーリングを行って治療していくことも可能です。
一方でフェイシャルエステでは、顔の専用機器やハンドマッサージなどを行い、効果の高い化粧品を使用して施術を行っていきます。
マッサージなどにより、血液の流れを改善したり、老廃物を体外に排出する助けを行います。
また、化粧品を使用することで美白や美肌など、肌のコンディションを整えていくことも可能です。
フェイシャルエステでは、症状を緩和して肌のコンディションを整えていくこと、そしてリラックス効果も含まれていることがポイントです。
費用の違いは？
フェイシャルエステと美容皮膚科の施術では、その費用も異なってきます。
医療に基づく施術方法を提供する美容皮膚科では、どうしてもその値段はエステよりも高額になってきます。
症状や施術内容によっては、健康保険が適用するケースもあるので、一概には言えないのですが、基本的にはフェイシャルエステよりも美容皮膚科での施術の方が費用がかかると言えるでしょう。
双方には、メリット・デメリットがありますので、どちらが良いかは個人差があります。
自分の予算や目的に合わせ、エステか美容皮膚科を選んでいくと良いでしょう。
